「僕たちの嘘と真実」大切なのは圧倒的な個か、グループの足並みか【欅坂46】

がなふぁい
がなふぁい

日向坂に続いて、欅坂の映画も観てきました!

 

欅坂46初のドキュメンタリー映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」が、2020年9月4日から全国公開されています。

 

ちょっと出遅れましたが、僕も映画館で観に行くことが出来ました!

 

 

せっかく観てきたので、感想を書いていこうかなと思います。

 

よろしければ、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

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「僕たちの嘘と真実」大切なのは圧倒的な個か、グループの足並みか【欅坂46】

出典:unDraw

 

映画情報・あらすじ

 

映画情報

映画情報

主演:欅坂46

監督:高橋栄樹

劇場公開日:2020年9月4日

時間:136分

 

あらすじ

2015年に結成された「欅坂46」は、翌年4月にリリースした1stシングル「サイレントマジョリティー」がオリコンチャートで1位を獲得し、女性アーティストのデビューシングル初週売上の歴代トップになる。年末には第67回紅白歌合戦に出場し、その後各地で行われたアリーナライブやロックフェスに参加。2019年には初の東京ドームライブを行うが、2020年に高い人気を誇る平手友梨奈が脱退を宣言する。

Yahoo!映画より引用

 

予告映像

 

 

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僕たちの嘘と真実 感想(ネタバレ含む)

出典:unDraw

 

ここから先は、ネタバレ含みで感想や考察を書いていきます。

「それは困る」という方は、ブラウザバックをお願いします。

 

全体的な感想から

この映画は、欅坂46というグループ全体のドキュメンタリーとして公開されていますが、実際の内容としては、平手友梨奈さんとその他のメンバーの物語という印象を受けました。

 

ただ、平手さん本人の「言葉」は作中にほとんど登場してこないため、どんなことを考えていたのか知ることは出来ませんでした。

 

平手さんについては、平手さん以外のメンバーの言葉(証言)や舞台裏の様子からくみ取るという感じでしたね。

 

映画の見どころ

・絶対的センター平手友梨奈とは?

・平手さんと対峙した各メンバーの葛藤

・大迫力のライブパート

 

映画構成の本線は平手さんでしたが、それ以上に、平手さんと対峙した各メンバーの葛藤について取り上げているシーンが多くありました。

 

また、実際のライブシーンもたくさん登場しており、映画館で味わえる大迫力の音響は素晴らしかったです。

 

ここからは、思ったことを細かく書いていこうと思います。

 

大切なのは圧倒的な個か、グループの足並みか

欅坂46がセンターの平手さんを中心に回っていることは真実のことで、ファン目線からも明らかでした。

 

グループが平手さんという圧倒的な個を中心とする作戦が功を奏したのか、世間から高い評価を得ることは出来ましたが、一方でワンマンチームという脆い体制になってしまいました。

 

結果的にこの脆い体制が引き金となり、グループ全体が苦しむことになります。

 

何が正解だったんでしょうね?

やはり、グループ(チーム)でやっているわけですから、足並みを揃えるやり方が良かったのでしょうか?

 

でもそのやり方で、ここまで大きく売れることは出来たのでしょうか?

難しいところですよね。

 

ゆっかーの試練の物語

作品中に、キャプテン菅井友香さん(ゆっかー)のインタビューが多く登場しています。

 

初期はともかく、不協和音以降は平手さんとどう接したら良いのか悩んでいるようでした。

キャプテンとしてグループをどうまとめたらよいのか、悩んでも答えはなかなか出なかったんでしょうね。

 

ゆっかーのインタビューを見ていて、正直胸が苦しくなりました。

 

2期生が可哀そうに思ってしまった

2期生が加入した時期は、既にグループの状態がかなり不安定で苦しい環境だったと思います。

 

作品中に、2期生の顔合わせシーンが少しだけありましたが、あれだけ見ると重苦しい雰囲気でちょっと可哀そうに思ってしまいました。

 

もちろん実際は仲良くやっていると思いますよ(信じています)。

 

2期生が加入したことによる選抜制の導入

選抜制も当時大きな話題になりましたよね。

 

結局、欅坂46初の選抜体制は世に出ることはありませんでした。

 

選抜の結果も、選ばれなかった1期生メンバーとフロントに選ばれた2期生という構図がなんとも言えず、やっぱり2期生が可哀そうに思ってしまう(あくまで個人の感想です)。

 

そしてセンターは参加放棄というやりきれない状況になっています(平手さんの真意は作品中で知ることは出来ません)。

 

ほのちの「僕は嫌だ!」に込められた思い

作品中に2019年東京ドーム公演の「不協和音」が登場しており、決めゼリフ「僕は嫌だ!」を2期生の田村保乃さん(ほのち)が担当していました。(ねるパート)

 

叫ぶように言った「僕は嫌だ!」を観て僕は泣いてしまったわけですが、この叫びにグループをなんとかしたいという思いを感じることが出来ました。

 

正直、2期生という新しい風には期待しているんです。

 

以上、印象に残った内容について感想を書いてみました。

 

改名後の新体制に期待したい

欅坂46の状況として、2020年10月開催予定のラストライブを最後に、休止する予定となっています。

 

その後、グループ名を変えて新体制で活動再開となるようですが、ぜひ頑張ってもらいたいなと思っています。

 

欅坂46は圧倒的な個を中心としたチーム体制で、成功もしたしある意味失敗もしました。

 

新体制では、グループの足並みを揃えて「本当の意味で団体戦」で挑んてもらいたい!

 

1期生、2期生、新2期生と良いメンバーがそろっていますので、とても楽しみにしていますし、絶対に応援したいと思っています。