アイドルとファンの距離感|「ファンの皆さまへのお願い」で思う事

こんにちは、がなふぁい(@ganafai46)です。

 

2019年5月10日、坂道グループ公式から下記のお知らせが発表されました。

 


日向坂46を応援いただき、まことにありがとうございます。
 
メンバー、およびそのご家族への迷惑行為については、以前にもお願いをさせていただいておりますが、最近、再び一部のファンの方による同様の行為がたびたび発生する由々しき状況となっておりますことから、再度以下のお願いをせざるを得ない事態となりました。
 
一部のファンの方による、メンバーやそのご家族の居住エリアでのストーカー行為など、メンバーのプライバシーを著しく侵害する行為が確認されております。
 
このような行為を実行する方はごく一部に限られており、大多数のファンの皆さまからは節度ある応援を頂いておりますが、これら一部の方の目に余る行為により、警戒を強化せざるを得ない事態です。
 
メンバーやそのご家族の居住エリアでのつきまとい行為、プライバシーの侵害、車両・徒歩による追走等の迷惑行為は、いかなる理由がある場合でも、ただちに警察へ通報いたしますとともに、以降の全ての活動への参加をお断りいたします。
 
くれぐれもこれらの行為はおやめいただきますよう、お願い申し上げます。
 
ご理解、ご協力いただけますように
今後とも日向坂46の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
Seed&Flower合同会社

日向坂46公式HPより引用

乃木坂46、欅坂46、日向坂46で同じ文面となっており、引用は日向坂46のものです。

アイドルとファンの付き合い方に関して、考えさせられる内容でした。

 

僕は欅坂と日向坂ファン歴がだいたい1年強ですが、思ったことを書いてみます。この手の内容はいろんな方が発信されているので、要点だけにします。

アイドルとファンの距離感を整理して、付き合い方を考える。

 

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実はアイドルもファンも視点は一緒

アイドルもファンも同じ「存在」を対象に活動しています。

A子さん(アイドル)を例にして考えてみます。

 

アイドルが目指している存在

A子さんが目指しているのは、「アイドルのA子さん」です。

なんのことかと言うと、A子さんには2つの顔があるって話。

①アイドルのA子さん

②プライベートのA子さん

ファンの前に姿を現すのは、①の「アイドルのA子さん」だけです。

A子さんは、見えないところで日々努力を重ねて、理想のアイドルになれるよう頑張っています。ダンスレッスンや、ボイトレ、体型維持なんかもブログやメッセージなどで公開されていたりするので、①の「アイドルのA子さん」に分類されます。

一方で、家族や友人との付き合い、勉学といったプライベートな内容については、ファンが干渉する権利もないし必要もありません。②の「プライベートのA子さん」はファンには見せない一面です。

 

ファンが応援している存在

ファンが応援しているのは、「アイドルのA子さん」です。

当然ですが、「プライベートのA子さん」ではありません。

ファンは、アイドルのA子さんがステージや番組で頑張っている姿を見て勇気づけられたり、感動したりします。または握手会で笑顔をもらって、ずっと応援しようと思えるわけです。

※とはいえ、アイドルのご家族の健康を願ったり、受験勉強の成功を願ったりとプライベートを応援したくなる場面も実際はあります。ここら辺の感情整理が難しいかもしれません。

 

迷惑行為で得する人はいません

公式からのお知らせの趣旨は、アイドルへの迷惑行為をやめてくれというものです。迷惑行為の対象は完全にプライベートな領域であり、ファンが干渉する権利も必要もないところです。

迷惑行為を行ったファンの動機は分かりませんが、少なくとも得する人は誰もいません。と言うか文字通り、アイドルと大多数のファンに対してものすごく迷惑です。

アイドルは、最悪の場合活動が困難になり表舞台から姿を消してしまう可能性があります。活動が出来なくなり、本人は悔しくて悲しむはずです。

ファンは、応援していたアイドルが居なくなるわけですから、当然悔しいし悲しいです。

 

結論:アイドルとファンが協力することで完成する「存在」

アイドルもファンも同じ「アイドルのA子さん」という存在を大切にしています。無くなったら悔しいし悲しいのです。

この「存在」はアイドルとファンの双方が協力して守っていく(作っていく)べきものだと考えます。どちらかが間違った行動をとってしまうと、「存在」が無くなってしまうかもしれません。

我々ファンにできることは、アイドルと協力することであり裏切らないことです!

 

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まとめ

迷惑行為はアイドルだからというより、誰に対してもやってはいけないことですよね。分かり切った話です。

アイドルとファンで協力して、大切な「存在」を守っていきましょう。